あたしの証~番外編~


大分落ち着いたあかりは、もう涙を流していない。

まだ、ヒクヒク言ってるけど。


「落ち着いたか?」


弱弱しくも返事するあかりを俺は店へ連れて行こうと思った。

本当は連れて行きたくなんかないけど、このまま独りにする方が不安だった。


あかりは誰かが支えてやんなきゃダメなんだよ。

りなも今日は遅いから、俺が見てなきゃダメだ。


素直に俺の言うことを聞くあかりに安堵した。
また、あかりのことだから強がるかと思ったけどよかった。


普段通りのあかりは目を泣き腫らしていて。
俺は一年前のあの日のようにサングラスを何も言わず差し出した。


あかりはそれを目を細めて受け取った。



お店についてから、お酒を飲むことにしたけど俺はすぐに呼ばれてしまって離れなければならなかった。

拓海にまた、咲夜以外つけるなとだけ言っておく。


そして、俺は指名客のとこへ向かった。


その間もあかりが気になって、ちらちら見てしまう。