仕事を終えて、家に帰ってる最中。
ふと、あの女を思い出した。
なつき、と名前を彫っていた女。
何であんなの拾ったんだろうか。
わからねえな。
家に帰って、りなの手料理を食べてから俺はりなと一緒に寝た。
翌日、りながご飯を作る音で目が覚めた。
……11時。
ねみー…。
「りな、コーヒーくれ」
「ゆうや、おはよう。わかった、今持ってくわね」
俺のマグカップにコーヒーを注ぎ、何も入れず俺に出してくれた。
ソファに身を沈めて、俺はそれを飲み干す。
……まだだるさが取れない。
少しうとうとしてる俺の後ろを、りながパタパタと駆け巡る。
りなは本当に元気だ。
俺はその底なしのパワーにいつも助かってる。


