「当真、ありがとう。知世お待たせ」
「おそおーい!こいつ、カチンコチンなんだけどお」
「ごめんごめん、当真まだ新しいから。
おい、当真。知世がキレイだからってそんな緊張するなよ」
「ええ?ゆうや、いつもそんなこと言わないのにどうしたの?」
「は?俺、いつも知世のことキレイだと思ってるけど?」
「……ゆうや」
「当真、裏入って拓海に話聞いとけ」
「はい」
知世は俺がこの店を出す前からの太客だ。
売れっこ風俗嬢。
最近はAVにまで出演してるらしい。
「最近さ、肉ついてきて。
結構気にしちゃうんだよね」
「あ、知世のどこに肉ついてんの?」
「ええ、こことか。こことか」
贅肉なんか、本当に見当たらないようなぺたんこのお腹とほっぺたやら二の腕を掴んで知世は言う。
女ってのは何でそんなに痩せたがるんだろうか。


