「出前でいいか?」

「いいともー!」

「あはは、了解」


その後、俺と哲はピザを頼んでもう食えねえって言うまで食べた。



久々にこんなに食べて、何か満たされたような気持ちになれた。


哲、ありがとう。


本当にありがとう。



同じ様に満腹になって、横になっている哲を細目で見つめる。
そんな俺に気付いた哲は、ゆっくりと口角を上げた。


「何?俺の事、好きなのか?」

「………」


ばっかじゃねえの?って思うけど…。


俺は哲が大好きだ。

友達として。