ピンポンとインターホンが鳴ると、俺は玄関のドアを開けた。
そこには笑みをこぼす、しほ。
「いらっしゃい」
「うん」
いつもの様に部屋に招き入れる。
する事は決まってる。
しほもわかっていた。
「…しほ」
「……夏樹」
俺より先を歩くしほを、リビングに到着する前に抱き締めた。
困惑するしほなんか、お構いなしでそのまま俺は自分の方を向かせると洋服を脱がしていく。
「な、つき?」
「しほ」
しほの目が見れない。
ごめん。
ごめん。
しほの目を見ることなく、俺はしほの首元に顔を埋めた。
白いしほの肌に、薄くキスマークを付けた。
まるで自分のものだと示すかのように。
しほの心を捉えたまま。
俺はしほを抱く。
欲望を吐き出すためだけ。
だけど、俺にはしほが必要だったんだよ。
しほがいないと…
きっと、俺は押し潰されていたから。
そこには笑みをこぼす、しほ。
「いらっしゃい」
「うん」
いつもの様に部屋に招き入れる。
する事は決まってる。
しほもわかっていた。
「…しほ」
「……夏樹」
俺より先を歩くしほを、リビングに到着する前に抱き締めた。
困惑するしほなんか、お構いなしでそのまま俺は自分の方を向かせると洋服を脱がしていく。
「な、つき?」
「しほ」
しほの目が見れない。
ごめん。
ごめん。
しほの目を見ることなく、俺はしほの首元に顔を埋めた。
白いしほの肌に、薄くキスマークを付けた。
まるで自分のものだと示すかのように。
しほの心を捉えたまま。
俺はしほを抱く。
欲望を吐き出すためだけ。
だけど、俺にはしほが必要だったんだよ。
しほがいないと…
きっと、俺は押し潰されていたから。


