一応…突っ込むか。
「何がだよ」
哲は俺の方を向くと、キラキラした瞳を見せた。
…………
引きつった顔で哲を見ると、哲は
「俺、アパレルで働く!」
そう、興奮しながら言った。
「……ああ、いいんじゃね…?」
てか、こいつは今まで雑誌見たりして、洋服好きなの知ってるのに…。
働くって選択肢はなかったのか?
何で先にホストに矛先が向くのかが、俺にはわからない。
哲って、頭悪くないんだけどどっか抜けてるんだよな…。
そう、思ってる俺の隣でアパレルで働く気満々の哲はぶつぶつ何やら呟いている。
そんなことをしてたら、タトゥースタジオまではあっとゆう間だった。


