「これでもあんな変態好き、とか変な趣味ないもんっ!錦織くんを、なんで、なんで・・・」

えー?とめんどくさそうにこっちを向いた梅香を見据え、
「それにっ!あの一回だけだもん!あんなの!何回もあるわけないでしょおおお!!」

「あ、そっそうですねっ」

あたしの声が響いたのかクラス中がこちらを見ていた。

梅香を睨んで、席につく。