制服の、微熱。

「ふーん・・・?」

錦織くんは意味深に微笑んで、作業をやめた。

「どうしたの?にし、」
「教えてよ、ほら」

あたしの言うことを遮って、席を立った。

「ちょ・・・。作業は?」

「ん?」
錦織くんは、あたしの耳に息を吹き掛ける。

「ひゃっ」