15分ほどで片付いた。


黒鬼は口元の血を手の甲で拭ってる。


「さぁ、準備運動は終わりだよ。本戦といこうか。」


言うことがイケメンだな。おい。


「俺達のどちらかとそっちの幹部の一対一でどう?」


「いいだろう。」


「相手は指名するから。」


勝手に話進めてるけどま、いいか。
一気にやるより早く終わりそう。


「じゃあ、最初の俺の相手は、佐野唯で。」


対戦の火蓋が落とされた。