『あいつが渋谷藍か?』



なるべく興味がなさそうに。



「?そうだ。あいつのバイクの腕は信用できるから大丈夫だとは思うんだが…。」



「早く倉庫行こうよ。」



あ、黒鬼イライラしてる。顔がホラーだ。しいていえば無。



「あぁ。」



総長だけあって堂々としているが、今こいつの頭の中は不安と疑問で埋め尽くされていると思う。



なんたって、俺たちが宣戦布告をしたんだから。



、、、10分位無言で走っただろうか。



一斉にバイクが止まる。