先頭に近づくほど歓声は大きくなっていく。



俺には眩しすぎる。
素直にそう思った。



「白桜!見えたぞ!」



黒鬼の声ではっとし、前を見据えると、、、



いた。楽しそうにはしゃぐ、榊 蓮が。



その後ろを守るようにして幹部達がついて行ってる。



単純に、憎いと思った。
何も知らないあいつらが、楽しそうに笑ってるのが。



「白桜、」



『何?』



「俺も、気持ちは一緒だから。」



『?それってどうゆう、、』



「白桜と黒鬼!?」