歩いて5分ぐらいたった。



黒鬼は大きい物置みたいなところの前で止まった。



「待ってて。」



というと中に入って行ってしまった。
…あの言い方だとバイク乗れんだよな。
かっこいー。



「何してんの。」



『わぁ!!』



びっくりした…。いたんだ。



「ほら、早く乗って。」



黒鬼の横を見ると黒に赤のラインが入った高そうなバイクがあった。



『え、乗っていいの!?』



「うん、後ろにね。
それでさ、」