「俺だって、親だったら…
そうしちゃうと思いますよ。」

これぐらいしか
慰める言葉が見当たらなかった。

「ごめんなさいね…
そう言えばあなたって
どこの学校の生徒なの?」

「夜明之森です…」

「夜明之森!?
もしかして…お不良?」

「白虎楼の総長です。
初代総長の方は…」

「あぁ…
夫が…」

「あ…もうここで大丈夫です!
これ、スマホ!」

「またどこかでお逢いしましょうね。」




黒薔薇の笑い方に似てたな…

あー!
もうらしくねーよ…

黒薔薇…