暗いくらい暗闇に それはそれは美しい 朱い鳥がいた… そこへ 一匹の赤い龍が来た その赤い龍は 朱い鳥に問う 『どうして… お前はここにいる?』 その問いに朱い鳥は… 「私の居場所は此処しかないのです」 と悲しげに言った… その時の朱い鳥の目は 闇に染まっていた…