愛side
「んー、、、」
「ようやく起きたか?」
私が起きて最初に耳にした声は
初めての聞いた声だった
「誰?顔近い」
「あんたさ、怖くないの?」
「何が?」
「アンタさ、今の状況分かってる?」
今の状況ねぇ。
手と足をロープで縛られて
身動き取れない状況だ
「うん。分かってる」
「ずいぶん信頼してんだな。冷鬼の奴等の事」
「信頼?してるわけないじゃん」
「そっか、そっか、、、は?!」
「だから、信頼してないよ?」
「信頼してねぇの?!」
「うん」
この人もさ、どっちかというとイケメンなのにそんな変な顔してるから台無しだよ



