キモチ

「冷鬼の、成瀬恭さんと、 藤堂蓮眞さんですか? 」

静かな声が聞こえた

「そうだよ〜?君は〜?」

クスリと笑って男は言った


「俺は、3-2の五十嵐(イガラシ)ルイです」

「その五十嵐君が、何のようかな?」

少し試すように聞いてみた


「いえ、少し。冷鬼の皆さんを見てみたいなと思って」

は?何言ってんのコイツ?


「すいません。変な奴だと思ったでしょう?」

あぁ、うん思ったよ

だけど、それは口に出さないで


「いやいや、思ってないよ?」

「そうですか?良かったぁ、俺こんな変な性格だから、よく人に嫌われるんですよ」

「へぇ、そうなんだ、、、俺たち急いでるからもう行くね」

「あ、すいません!急いでる時に話しかけてしまって。」

「いや、いいよ。じゃまたね」

俺が走り出そうとした時だった


「恭、先行っててくんね?俺、コイツと話してみてぇんだよ」

いつものユルさがない

コイツから何か感じとったんだなそう思った