【どうしたんだよ?】 ちょっと不安になって聞いてみる。 しばらくの沈黙が続いて、篤紫が言った。 【昨日、舞先輩が駅にいたんだよ。男と一緒に。】 【はっ!?どうゆうことだよ!?!?】 かなり焦ってるおれは、今にも篤紫にとびかかりそうだ。 【俺たちだってわかんねぇよ。だからお前に聞いてんだよ!!正直…言おうかどうか圭一と悩んださ。でも黙ってることのほうがお前に対して悪いと思ったからさ。】