ほんと言うと、少し不安だった。 もしかするとおれはこのまま一生、人を本気で好きになることなく、愛することなく生きていくんじゃないかって。 ほんとはすごく不安だったんだ。 心ではいつも願ってた。 こんなおれをだれか救い出してくれって。 君は知ってたのかな?おれの心がこんなに乏しかったこと。