「うちの一番の理解者は、聡やから。 やから…聡には、誰よりも応援してほしい」 美紗が僕の目を見る。 その目には迷いがなく、真っ直ぐで、とても綺麗だった。 今にも吸い込まれてしまいそうな目をしっかりと見る。 その時、僕の回りの黒い渦巻がすうっと消えていく気がした。 美紗の事を、応援しよう。 美紗の一番の味方でいよう。 僕は心に誓った。 美紗の決意の瞳に、誓った。