俺様な日向くんとラブバトル⁉︎

伊吹side




「ぅうーん。よく寝た。」




ベッドから起き上がり、首を軽く回した。




「もう終わったよな。」




ボソッと言って時計を見ると、4時30分だった。



桜咲会に出るのがめんどくさくて、ずっと保健室のベッドで寝ていた。


保健の先生には、ニコッと笑って


『ベッド使っていいですか?』


って言ったらあっさりベッドを貸してくれた。


単純だな。



まぁ、桜咲会に出るのがめんどくさいのは口実で本当は……




「実里、いるの〜?」




廊下から女の声が聞こえてきたから、ベッドから降りてカーテンを開けた。