ーーそして、現在に至る。 落ち着くのよ……、あたし…… これは夢だ。 絶対夢だ。 夢だ夢だと念じながら、頬をつねった。 夢じゃなかったぁーーーー‼︎ 絶望という言葉がピッタリ当てはまるような顔をしていると、 「朝から何絶望した顔してるの?」 あたしの前にひょこっと現れた女の子。 「あ、咲歩サホ、おはよう……」 咲歩は中学で知り合い、最近よく話している。 咲歩はお父さんが医師、お母さんが弁護士という超エリート一家。 もちろん咲歩も成績優秀でテストはいつも1位。