「お願いします‼︎助けてくださいっ‼︎」 目をウルウルさせて、あたしを見ていた。 これは断れないよ…… 「分かった。ここでちょっと待ってて。」 自転車から降りて、男の人に近づいた。 「あの、これ以上しつこいようなら先生呼びますよ。」 「お前には関係ないだろ。そこをどけ。」 警告したのに……、仕方ないなぁ〜 男の人の腕を掴んで、ひねり上げた。 「イテテテテテテッ‼︎」 中学のとき、護身術習っててよかったぁ〜