悔しかったのか、顔を真っ赤にさせてどこかに行った。
自業自得だと思い、心の中であっかんべーをした。
「じゃあ、よろしく。」
「ちょっと‼︎あたし承諾した覚えはない‼︎」
すると、あたしの方に顔をグッと近づけた。
ちっ、近すぎる……‼︎
ちょっと動けば、キス出来るくらいの距離だった。
日向の行動にクラスの女子は悲鳴をあげているし……
「お前に拒否権はない。」
ーーペシッ
「いったぁ〜…」
あいつ、デコピンしやがった……
おでこをさすりながら、周りを見ると日向はいなかった。
逃げやがったな……
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