「あんたの分まで作る時間ない。」 「お弁当のおかず余ってねぇーのか。」 「そっ、それは……」 はい……、1人分余ってます…… すると、誰かに押されて転んでしまった。 「日向くん、吉村さんじゃなくてあたしが作って来てあげようか?」 あたしたちの話を聞いていたクラスの女子がこっちにやって来た。 一瞬あたしを見てニヤッと笑った。 こいつら……、絶対わざとぶつかったな…… 腹立つ……‼︎ 「はぁ?てめぇらのクソまずい弁当なんか食うかよ。」 うわぁ……、ハッキリ言うね…… さすが、日向……