次の日いつものように学校行き、廊下を歩いていると、さっちゃんの怒る声が聞こえてきた。 教室のドアを開けると、みんな一斉にあたしを見た。 「よぉ、やっと来たな。よ、し、む、ら。」 ニヤニヤしながらあたしに言った日向。 昨日言ってたことはこのことだったんだ…… 「おーい、ブス子ちゃーん。」 「……は?」 日向たちはゲラゲラ笑っていた。 ブス子……? 「今日からお前の名前、吉村ブス子だから。」 「日向‼︎いい加減にしなよ‼︎」 さっちゃんが怒っていたけど、無視して教室から出て行った。