のぼせそうになり、風呂から出て部屋着を着て部屋に戻ると




「おいおい……」




俺の気持ちも知らないで、壁にもたれかかってクースカ気持ちよさそうに寝てる人が1人。




起こさないようにそっと抱き上げ、ベッドに寝かせて布団をかけた。




いい夢見ているのか、顔をフニャっとさせて笑っていた。




そんな実里を見てすげー心がくすぐったくなった。




あー、俺本当に実里のこと好きなんだな……






寝ている実里のサラサラの髪を指に通した。




実里の髪ってこんなにサラサラだったんだな……




他の人からすれば小さな発見だけど、俺にはすごく大きな発見だった。