「吉村。」



「ん?」




ーーチュッ




「い、今………‼︎」



「お前がかわいすぎるからだろ。」



「ききききき、キス………‼︎」




金魚のように口をパクパクさせているあいつ。



そんなあいつにフッと笑って、花火を見た。




「日向……」



「なん………」




ーーチュッ




「お返しだ、バーカ。」




舌をベーッと出して、笑っているあいつ。





俺の心臓爆発寸前だ……