「ひゅ、日向……」
「ん。」
「助けてくれて……ありがと……」
「俺はお前のスーパーマンなんだから、助けるのは当たり前。」
「何それ。」
クスクス笑っているあいつ。
「じゃあ、これからも助けてね?あたしのスーパーマンさん。」
「あぁ、ずっとお前を助けてやるよ。」
ーーヒュルルル、ドーン‼︎
「「あ……」」
「もう最悪〜‼︎始まったじゃん!!せっかく河原で見ようと思っていたのに〜‼︎」
「毎年見てるんだろ?」
「でも、せっかく日向といっしょだからもっと近くで見たかった……」
子犬のようにシュンとしたあいつ。
あーもう‼︎
さっきから俺をドキドキさせんなよ‼︎