「あー、実里とお祭り行きたかった……」 「あたしとならいつでも行けるじゃん。」 「来年は絶対に行こうね‼︎」 「もちろん‼︎」 咲歩と小指を絡ませて、指切りをした。 指切りなんて久しぶり…… 自分の小指を見て、懐かしく感じた。 咲歩と喋っていると、あっという間に駅に着いた。 「実里、送ってくれてありがとう。デート楽しんでね。」 「うん。また連絡するね。」 咲歩と別れた後、待ち合わせの公園に行った。