「えっと。転校生の森岡夕也君です。皆仲良くしましょうね。」

  「はあい!」

   

  「じゃあ森岡君!自己紹介をしましょう。」

  先生は黒板に大きく森岡夕也とチョークで書いた。

  「東京都からきた森岡夕也です。これからよろしくお願いします。」

  夕也が言う。

  そのとき私達は目が合った。

  私は一目惚れをした。



  格好良い。



  「席は宮橋さんの横です。宮橋さん色々教えてあげてね。」



  あの頃はなにもかんがえてなくって。


  ただ好きって気持ちがあふれてたね。



  夕也。