私と彼








でもさ、



俺、カッコ悪くてもいいわ。



だから…言わせてもらうな?

『…なぁ、どーすりゃいい?俺。どーすりゃ、また、俺の前で笑ってくれる?どーすりゃ、彼女になってくれる?』


ずるいかな?


でも、力を弱めて握ってるお前の腕。


振りほどこうとすれば簡単に振りほどけるはずなのに、振りほどかないのは…なんで?


泣きそうなのは、なんで?

そう考えたとき、俺にはひとつの期待が生まれてしまったんだ。



まだ、やり直せるかもって。



今、俺はお前を失いたくない。



どうしても。


なんで、お前だったのかな?



でも、お前が一番なんだよ。


頼むから…!