ずるずると壁に背中をつけたまま、降下するとペタンとフローリングの床に座り込む。


あたしはぎゅっと、制服のスカートを握った。



……意味、わかんないし。


さっきからうるさいあたしの心臓の音も。

大地がいなくなったとたん、寂しく感じるのも。




ほんとに、

「意味分かんない」