睫毛ながっ。 鼻筋だってすごく通ってるし。 形のいい唇を少し開いて……… なんか、あどけなさに加えて色気も見えてきた…。 ベッドの横に座りこんで、ぼーっと大地の寝顔を眺めていると、 「穴開きそうなんだけど」 寝ていたはずの大地の唇が動いた。 その瞬間、ビクッと動くあたしの肩。 「お…起きてたの…?」 「誰かさんが俺に見とれてるせいでな」