脱☆年下系男子







「な、なんで……」


「……それくらい、分かるでしょ?」




 分かるって……


 そりゃあ、抱きしめるっていうことは……ね?


 普通に考えたら………




「……好きだから、とか?」


「……そんなはっきり言わないでよ///」




 守先輩は、もっともっと腕に力を込めた。



 先輩って、どんだけ力がこもってるんだろう?


 あたしはすごく苦しいのに、先輩はそれでもまだ、全然力を込められると思える。




「先輩……」


「……なんでかな?俺の方が、タイプのはずだったのになぁ……」


「せ、んぱい……?」




 どうして、そんなこと言うの?


 先輩、あたしを抱きしめる腕が、震えているよ?



 守先輩、なんだか……





 これってまるで、最後のようじゃない?