脱☆年下系男子





「……そうですか」


「あっ、ごめん。渉の話は聞きたく無かったよね?」


「いえ、いいんです」




 そういえば、渉くん今日、学校まで来てくれたんだよね……

 なんでだったんだろう?


 ……タイミングは悪かったけれど。



 つまり、あれって……もしかしたら、仲直りしようとしてくれたのかも?



「渉くん、今日来てくれましたよね」


「え?うん、そうだね」




 まぁ、あんなところを見られちゃったから、もう来てくれないだろうけどなぁ……。




「もう、仲直りできないのかなぁ……」


「……渉、多分明日も来るよ。」


 守先輩は、笑顔を見せた。


 なんで分かるんだろう……?


 兄弟の、勘ってやつ?

 それとも、渉くんから聞いたとか?




「今日はあんなことしちゃってごめんな。だから、教えてあげるよ。渉は、畑と……仲直りする気だと思うよ」



 どっちか分からないけれど、多分、先輩は本気でそう思ってるんだと思う。


 それは、先輩の目から分かった。