「……そうですか」
「あっ、ごめん。渉の話は聞きたく無かったよね?」
「いえ、いいんです」
そういえば、渉くん今日、学校まで来てくれたんだよね……
なんでだったんだろう?
……タイミングは悪かったけれど。
つまり、あれって……もしかしたら、仲直りしようとしてくれたのかも?
「渉くん、今日来てくれましたよね」
「え?うん、そうだね」
まぁ、あんなところを見られちゃったから、もう来てくれないだろうけどなぁ……。
「もう、仲直りできないのかなぁ……」
「……渉、多分明日も来るよ。」
守先輩は、笑顔を見せた。
なんで分かるんだろう……?
兄弟の、勘ってやつ?
それとも、渉くんから聞いたとか?
「今日はあんなことしちゃってごめんな。だから、教えてあげるよ。渉は、畑と……仲直りする気だと思うよ」
どっちか分からないけれど、多分、先輩は本気でそう思ってるんだと思う。
それは、先輩の目から分かった。


