~守side~ 「ただいまー」 家に帰ったら、リビングに渉が制服のままいた。 「渉、畑泣いてたぞ?」 俺は渉に話しかけた。 「うるさい、守に関係ない」 ったくー、反抗期ってことか。 「あーあ、畑は可愛いから取られちゃうぞー?」 俺みたいなやつに? ま、畑は誰にも取られなさそうだけど。 だって、もうあいつは…… 「……うっさい」 渉はほっぺたを膨らました。 「……あっそ。ってかお前がのろのろしている内に、俺告ったから」 「……はあ!?」 渉は、驚いたように声を上げた。 ははっ、面白い♪