脱☆年下系男子





「それは、可愛い子だねー」


「え、どこが?」



 次の日。

 和葉に意味不明な渉くんの話をした。




 でも、和葉には言葉の意味が分かったようで。



「瑠梨、あんた前々から思ってたけど……鈍感」


「んなっ、そんな傷つくこと言わないでよ」



 鈍感だなんて……


 まあ、そうかもしれないけどさ。



「何、ほっぺた膨らまして……ま、あたしが言うよりも、自分で考えた方がいいかもね。」


「え、教えてくれないの?」


「うん、もちろん!」



 いや、笑顔で言われてもねぇ……



「ってか、そろそろ渉くんのこと考えてあげたら?」


「渉くんの……こと?」



 和葉は真剣な顔になって、言う。


「そう、異性として、さ。」


「……」



 異性と、して?