脱☆年下系男子






 少し物言いたげな目で見る和葉。



「うん、だよね。好きだった人の弟だもんね」


「ははっ、カッコいいんだっけ?」


「うん、多分?」




 ちょっと話そうか。


 時間がかかるかもだけど。



「あのね……日曜日に突然現れたの。生意気で、ムカつくことばっか言ってさ。」


「うん」


「しかも、気に入ったとか言って告白されて!」


「うん………は!?」



 和葉は驚いたように、俯いていた顔を上げた。



 前の席の子の椅子を勝手に借りて、あたしは座った。



「おかしいよね、だから怒ってさ。ちょっと大人ぶって対応したかったんだけど、ムカつくことばかり言うし……キレた」


「ははっ……」


 困ったように笑う和葉。



「で……なんか色々あって仲良くなったの」


「大分短縮したな」



 小さなツッコみも入りつつ、話が続く。