脱☆年下系男子







 あたしは、そう笑うしかなかった。




 親友……。



「和葉……ありがとう」


「え?あ、どういたしまして」



 和葉はニッコリと笑った。


 温かい笑顔だった。





「お姉ちゃん!」


 今度は、学校の外から声が聞こえてきた。




「悠夢……?」


 あたしは渉くんを避けて、声のした方を見る。



 そこには、悠夢と悠空ちゃんがいた。



 悠夢があたしに近づいてくる。


 けど、あたしじゃなくて、渉くんの目の前に立った。



「……滝野くん、あたしね、ずっと好きだったよ。滝野くんが」


「え……」



 渉くんは驚いた。