脱☆年下系男子








 和葉は、ピースをして笑った。



「……あんたら、真ん中に立ってるから邪魔なんだよね」


「……ごめん」


「いや、冗談」



 あたしは驚きすぎて、冗談にも付き合えなかった。



 和葉、部活じゃなかったっけ……?




「……君が、渉くん?」


「え、はい……」



 和葉は、渉くんを見ると、


「瑠梨は、あたしの親友だから。今度傷つけたら怒るからね」

 と、言った。



「ちょ、今回のはあたしの勘違い……」


「それでも!勘違いするようなことするから悪いんでしょ?分かった?彼氏くん!」



 和葉は、渉くんを睨んだ。


 渉くんは少し怖がったけど、すぐに強い眼差しで、


「当たり前でしょ、おばさん」


「はあ!?おばさん!?瑠梨、今すぐ別れろ!」



 和葉は一気に鬼になって、渉くんを指して叫んだ。



「あはは」