脱☆年下系男子






「……渉くん、あのさ」


「うん……」



 ごめんなさい。


 打ってごめんなさい。

 巻き込んじゃってごめんなさい。

 無視してごめんなさい。

 傷つけちゃってごめんなさい。

 信じてあげられなくてごめんなさい。



 何故かでない。


 言いたいのに、言わないといけないのに。

 でも……。



「……ごめんなさいっ」


 あたしは頭を深く下げた。



「えっ……」


 渉くんの、そんな消えそうな声が聞こえてきた。



「ごめん……本当、ごめんね……」


 泣きそう……。

 でも、泣かない。


 渉くんに許してもらえるまでは。



 今度は、あたしが渉くんを追う。

 あたしが、渉くんに恩返しするから。


 ねぇ、渉くん。


 あたし、渉くんを好きでいていいですか……?