脱☆年下系男子







「あ、じゃあ」


 あたしは少し頭を下げた。



「うん、じゃあまた」


「頑張れー!」



 優しい二人に微笑むと、また頭を下げて、下駄箱に歩いて行った。





「おしっ!失恋した同士、パーッとはっちゃけようぜ!」


「はあ?風と?嫌だね、男だけなんて寂し過ぎだし」




 そんな声が後ろから聞こえて、あたしはまた、小さく笑った。














 校門の前まで来て、あたしは顔をパンッと1回叩いた。


 渉くんの家に行く道は、多分……覚えてるだろう。



「よし、行くか!」


 あたしは校門を出ようと、右足を出した。


 その時、



「ルリちゃん!!」