脱☆年下系男子










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「……そう、分かった。」


「あの、本当にありがとうございました!」


 あたしは頭を下げた。


 放課後、あたしは守先輩と三尾先輩のいる教室に向かった。



 二人にも知っていてほしかった。

 あの時、あたしが崩れそうだったのを助けてくれたから。



「そっかぁ。俺も地味に失恋」


 そんな声がして、あたしは頭をゆっくりと上げた。


「あの、どういうことですか……?」


 あたしは三尾先輩を見る。

 さっき喋ったのは、三尾先輩だったのだ。



「ん?そのままの意味だよ。」


 三尾先輩はちょっと悲しそうに微笑んだ。

 そして、

「俺、畑ちゃん好きなんだもん」


「……は!?」



 一瞬思考が停止した後、あたしは大声を出した。


 三尾先輩の隣で、守先輩も驚いている。