脱☆年下系男子

















 次の日。


 あたしは学校に向かった。



 今日の帰り、渉くんの家に行こう。


 それで謝ろう、ごめんって。

 許してもらえるか分からないけど、謝ろう。



 あたしは、渉くんを失いたくないから。





「瑠梨!」


 学校に着いてすぐ、和葉が声をかけてきた。


「ああ、和葉。おはよう」


 あたしは笑顔で挨拶した。

 けど、和葉の顔は強張っている。


「うん、おはよう。……あのさ、そろそろ」


「あたし、悠夢と仲直りしたよ」


「え?」



 あたしが悠夢と仲直りしたことを話すと、和葉は驚いた顔をして、その後、笑った。


「……そっか!良かった」


 和葉はきっと、ずっと心配してたんだろう。

 あたしと悠夢のこと。