脱☆年下系男子






「全然本気じゃなかったでしょ」


「だからー、恋なんて人それぞれだろうが」




 ……そうだけど。



「じゃあ、証明してみてよ」


「は?なんの?」


「あたしのこと好きっていう証明」




 自分で言いながら、何言ってんだと思う。



「でも、お……僕に利益がない。」



 利益いるのかよ……


「じゃあ……一つだけ言うこと聞くから」



 少し話がずれてきているような気が……


「……分かった。それなら、証明してあげる。うーん、そうだなぁ……」


 渉くんは少し悩んだ後、



「じゃあ、キスするってことで」



 と笑って言ってきた。



「え、」



 ちょっと待って。


 もう証明とか要らないから止めて……