脱☆年下系男子





 うーん……



「……覚えがないんだけど」



 そんなのされてない……はず。



「……マジで言ってんの?」


「うん」



 渉くんは一瞬驚いた後、ため息をついた。



「お……僕の、一世一代の告白をー……!」



 何言ってんだ。


 どうせ、軽いノリで言ったこと……



「あ!」


「え?」



 あたしは叫んで、渉くんから離れた。



 そういえば、あったかもしれない。



『気に入ったから』


 確か、昨日あたしの家の前でそんなことを言われた。



「思い出した!あの軽いヤツか」


「軽いヤツって……本気だったんだけど。」



 嘘つけっ!