脱☆年下系男子







「「え?」」



 二人は、あたしを見る。



「探してくれてたんですよね……?ありがとうございます」


 あたしは頭を深く下げた。


 なんで探してくれたのかは、何となく分かる。

 でも、どうして知ったかは分からない。


 もしかしたら、あの騒ぎを見てたのかも?


 でも、それよりも。

 探してくれたってことが、嬉しい。





「え、ちょ、頭上げなよ!」


 三尾先輩が、あたしの肩に手をポンッと置く。


「そうだよ、畑。大げさだって」


 あたしは二人の声も無視して、

「いえ……だって、嬉しいんです。心配…してくれたんでしょう?」


「……もういいって!」


 三尾先輩は、無理矢理顔をあたしの顔を上げた。



 あたしは驚く。

 守先輩も、三尾先輩も驚いていた。



 あたしは顔を上げられたからだけど、


「え、ちょ……なんで泣いてんの?」