「「え?」」
二人は、あたしを見る。
「探してくれてたんですよね……?ありがとうございます」
あたしは頭を深く下げた。
なんで探してくれたのかは、何となく分かる。
でも、どうして知ったかは分からない。
もしかしたら、あの騒ぎを見てたのかも?
でも、それよりも。
探してくれたってことが、嬉しい。
「え、ちょ、頭上げなよ!」
三尾先輩が、あたしの肩に手をポンッと置く。
「そうだよ、畑。大げさだって」
あたしは二人の声も無視して、
「いえ……だって、嬉しいんです。心配…してくれたんでしょう?」
「……もういいって!」
三尾先輩は、無理矢理顔をあたしの顔を上げた。
あたしは驚く。
守先輩も、三尾先輩も驚いていた。
あたしは顔を上げられたからだけど、
「え、ちょ……なんで泣いてんの?」


