あたしの思考は完全にストップ。
意味が分からない。
これが現実なのか、夢なのかも。
悪い夢であると願う。
けど、何故かすーっとしたものが全身を駆け巡る。
そして、今までのモヤモヤが消えた。
「あっ……そっか」
あたしはそう呟く。
止まっていた思考が再び動き出す。
気持ち悪いくらい、あたしの頭の中が考えで埋まる。
そうだ、そうだ。
悠夢が渉くんと知り合いだと言わなかったのは、こういう関係だったからで。
渉くんはモテるから、こんなの当たり前で。
悠夢の「どうでもいい」の意味も、これで。
つまりは……
渉くんは、浮気してた。
浮気相手は……妹?
それとも、あたし?


