脱☆年下系男子






 驚いた。


 ううん、それ以上だ。




 渉くんは、ちゃんとそこにいた。


 でも、隣に……




 悠夢がいた。





 渉くんは悠夢の方を向いてなにかを話してる。


 門の端にある壁に寄りかかってるから、あたしのことは見えてないようだ。



 あたしとの距離は5mくらいかな。



 でも、悠夢はあたしに気付いたようで、あたしをちらっと見ると微笑んだ。


 あたしの背中に悪寒が走る。

 だって、その笑みが怖かったから。




 次の瞬間、悠夢は渉くんに抱きつきながら……




 キスを、した。