脱☆年下系男子






「お待たせー」


 和葉があたしに近づく。



「行こうか」


「うん」



 和葉とは家が同じ方向なんだけど、渉くんと帰るようになってからは帰らないようになった。


 久しぶりに一緒に帰ってみようかな?



「和葉、今日一緒に帰らない?」



 やっぱり、和葉には……。

 心配してくれてる和葉には、言いたい。


 あたしの悩んでること……悠夢のことを。



「え?でも、彼氏くんが……」


「いいの、今日は和葉に話があるから」


「え、なにその不穏な感じ。あたし、なんかした?」



 和葉が焦りながらあたしを見る。

 その姿につい、笑ってしまう。



「ううん、違う。ほら、最近あたし変だったでしょ?そのことについて」


「あぁ、悠夢ちゃんとのことか」



 和葉はさらっと言った後、ヤバいという顔をした。


 え?



 なんで知ってるの?